広島県三次市夏季研修講座
- 公開日
- 2008/08/10
- 更新日
- 2008/08/10
志水廣関係の講演・学校訪問の報告
広島県三次市夏季研修講座
8月7日に広島県の三次市で夏季研修会があった。今年で5年目になる。スーパーアドバイザーをつとめているので、この講座は開かれている。
全校から一人ずつこられて研修を受けている。受講生の意欲はとても高かった。官制研修といえば、普通、意欲が高くないことが多い。ところが、みなさんとても熱心だった。正確に言えば、熱心になってきたという表現の方が正しい。○つけ法や意味付け復唱法は過去に何回もやってきた。これらの成果として、学力テストは、県内の下位のレベルから上位へあがってきた。全国学力テストの結果ももちろんである。次のレベルを目指している。
今回は、午前中は、教材研究の仕方について話をした。愛知教育大学の公開講座でお話したものとほぼ同様である。また、数検の藤井一正さんにも「活用力」の話をした。藤井さんの話もよくなってきた。
午後に新しい試みをした。適用問題定着法の話、と実技講習を実施した。こけらについては、広島の徳重先生、松本先生、御堂前先生に小学校の分科会をお願いし、愛知の小林 先生には中学校の分科会をお願いした。
短い時間での準備にもかかわらず、徳重先生と小林先生は講習の細かいプログラムを作成した。これはなかなかできないことである。
本当に感謝したい。受講生の方々は、教材づくりの工夫や実際の演習の様子でいきいきとしていた。とても実のある研修会であった。池田指導主事は、今回が初めてだということでとても感激していた。同感である。三次発の研修プログラムがスタートした。
この後、適用問題定着法については改良を重ねて、来年一月にある志水塾本大会で実施したい。
[志水廣の公式ホームページ] 20.8.10