同じ0.2でも
- 公開日
- 2022/04/01
- 更新日
- 2022/04/01
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
松陽小学校の0.6+0.2の授業で、数直線を見て、子どもからこんな素敵な発言があった。
(1) 0.2が二つある。
(2) 仮にここ(数直線の0.6のメモリの部分をさして)を0としてみたら、これだけが0.2になるから、あわせるとここになって、0.8となります。
どちらも素晴らしい気づきである。
普通、0.6m,0.2mというのは数直線の左端の0の起点から考えて量の長さをとる。ところが、この問題では、たしざんになっているから、0.2の大きさを0.6より先に延長しなければならない。
(1)に対しては、0.2が2こあるってどういうこと?と切り返せばよい。
また、(2)に対しては、「仮にここを0とすれば・・・」の部分をほめるとよい。
い゛すれにしても子どもの発言は数理を含んでいる。だからこそ、丸ごと復唱してみんなに意味を問い返すことが必要なのである。
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