人権教育指導者中央研修会に参加しました。
- 公開日
- 2012/09/19
- 更新日
- 2012/10/06
市P連役員の対外関係役員
9月18日(火)、名古屋市のウィル愛知(愛知県女性総合センター)で『平成24年度人権教育指導者中央研修会』が開催されました。春日井市P連からは、役員3名と協力隊の8名のみなさんで参加しました。
人権に関する問題、特に、同和問題について、正しい理解と認識を深めるとともに、差別意識の解消をめざして、その指導に当たる者の研修を行い、資質と指導力の向上を図る目的で、研修会が開催されました。研修会は、3部門の構成で進められました。
1 『平成23年度命を大切にする人権尊重社会づくり事業』実践市の発表
(1)愛西市
大型紙芝居を使って、多くの人に思いやりの気持ちを伝える事業を数回行いました。その様子を、映像で見せていただきました。
(2)刈谷市
人権に関する架空の物語を作り、16話の小冊子にまとめました。その小冊子を配り、読み聞かせを各地で行いました。いちばん反応があった話は、「靴を隠された時の気持ち」だったそうです。
2 講演 『同和問題を考える』
講師 津島市人権教育推進協議会会長 水谷瀧男 氏
同和問題の歴史から現状まで、わかりやすく説明していただきました。テレビや本では知ることが難しいことも、あえて実名を使い説明をされました。今後の課題もあげられましたが、考えさせられるお話でした。
3 人権啓発映画鑑賞 『日常の人権II 〜気づきから行動へ〜』
外国人の人権、障がい者の人権、部落差別、インターネットでの人権侵害から人権問題を考える内容で、それぞれドラマ編とドキュメンタリー編から構成されていました。日常生活の中に潜むさまざまな人権問題を取り上げ、ドラマで人々の心にある偏見を、そしてドキュメンタリーで差別や偏見などで苦しむ人々の心の痛みを伝えるものでした。人権について、さまざまな角度から考えさせられる作品でした。