豊田・みよしの高校を中心とした生徒指導に関わる団体で構成する毎年恒例の研究大会が、11月18日豊田市福祉センターにて行われました。今年は「仲間と協力し、自分らしく輝ける学校生活」のテーマで中学・高校の最優秀賞2名の作文発表がありました。2人とも仲間との日常での気づきを落ち着いて堂々と発表してくれました。

　その後、中学・高校教員代表2名の取組発表があり、学校の先生方が生徒の自主性を大切に関わってくださり、想像以上に生徒の学びが多様で豊かなものになっていると感じました。また、高校PTA代表の活動発表では、PTA活動の悩みに共感しながらも、折角役員やるなら貴重な3年間を子どもと楽しんでやりたい、との発表に元気づけられました。

　最後に県総合教育センター山田氏の情報モラルの講演は、SNSの危険な具体的ポイントをご教示いただくとともに、子どもたちが自分自身を客観的に把握し、トラブル回避のできるバランスが取れた大人になれるように、今は、頭ごなしにスマホ利用を否定するのではなく、何を見ているのか、関心を持って対話するところから、子どもの自律性を育むことの大切さを学びました。