学校日記

【1年生】応急手当講習会

公開日
2026/06/11
更新日
2026/06/11

授業

本日610日(水)の5限目に、1年生と教職員を対象とした応急手当講習会を実施しました。

 

今回は、松阪中消防署飯高分署から署員の方々を講師にお迎えし、万が一の事態に命を救うための実践的な技術を学びました。

 

講習では、1年生の生徒と教職員で4つのグループに分かれ、まずは心肺蘇生法について丁寧にご指導いただきました。

 

「レサシアン」と呼ばれる練習用の人形を使い、周囲の安全確認から意識の確認、119番通報の要請、そして胸骨圧迫から人工呼吸に至るまでの一連の流れを細かく実践していきます。 実際にやってみると分かりますが、胸骨圧迫は約5cm(単三電池1本分)の深さまで強く押し、それを1分間に100120回という速いペースで絶え間なく続けなければなりません。中学生とはいえ、この動作を続けるのはかなりの体力が必要です。生徒たちも「思ったより力が必要だ」「ずっと続けるのは大変」と、その難しさを肌で感じていました。

 

続いて、AED(自動体外式除細動器)の使い方も学びました。練習用のAED機材を使い、電源を入れるところからパッドの装着、そして音声ガイドに従って電気ショックを与えるまでの手順を一つひとつ確認しました。いざという時に焦らず動けるよう、生徒たちは真剣な表情で操作の手順を追っていました。

 

もしも街中や公共の場で誰かが倒れ、誰かが懸命に胸骨圧迫を行っている場面に遭遇したとき。この講習を受けた経験があれば、「胸骨圧迫は体力がいるから、交代が必要だ」とすぐに気づくことができます。そして、「代わりますよ」と自ら進んで声をかけ、サポートに入ることができるはずです。

 

万が一の事態は、いつ、どこで起きるか分かりません。でも、今日学んだ知識と経験、そして少しの勇気があれば、中学生であっても目の前の命を救う立派な「救助者」になることができるのです。

 

これからいよいよ夏本番を迎え、川や海などのレジャーに出かける機会も多くなります。楽しい思い出の裏には、常に危険も潜んでいます。 そんな時、大切な人の命を救うのは、他の誰でもない、あなた自身の「勇気ある一歩」です。

 

終始、真剣な眼差しで救急救命法を学ぶ1年生の姿を見て、教職員一同、とても頼もしく、心から「いざという時は頼んだよ」という気持ちになりました。

 

最後になりましたが、お忙しい中、飯高中学校の子どもたちと教職員のために丁寧にご指導いただきました松阪中消防署飯高分署の皆様、本当にありがとうございました。