大阪YMCAサポートクラス設立10周年、自立支援シンポ開催
- 公開日
- 2007/01/28
- 更新日
- 2007/01/28
YMCA
2007年1月27日、大阪土佐堀YMCA大ホールにて「軽度発達障害児・者の自立に向けた支援を考える」をテーマに講演会・シンポが行われた。「就労を見据えた特別支援教育を考える」〔竹田契一)、「発達障害者支援法を考える」〔厚生労働省障害福祉専門官の大塚晃氏)、シンポでは兵庫県LD親の会の笹森理絵氏による体験談、特に幼少から結婚にいたる段階での様々な対人関係の問題、言語コミュニケーションの障害、感覚過敏、こだわりなどの経験を通して自らLD・ADHD・アスペルガー障害であることを自覚。神山忠教諭は現在岐阜養護学校の先生をされているが,文字がうまく読めないことから読字障害が小学校の低学年から見つかりDyslexiaであることが判明。今日までの大変な人生経験を淡々と話されました。教えてくれる人も誰もいない中で独自に工夫した方法で少しずつ読めるようになった話は感動的。出席者は特別支援教育の必要性を十分感じられたはずですね。写真は左から笹森氏、竹田、神山氏、大塚専門官