日記

ICT機器の活用研修の打ち合わせ

公開日
2014/06/12
更新日
2014/06/12

仕事

一昨日は、小学校で夏休みに行うICT機器の活用研修の打ち合わせを行いました。
2時間の研修のうち前半は私の講義、後半はこの学校の先生が講師となって機器の操作の研修です。

この学校では、デジタル教科書はかなり活用されているということでしたが、実物投影装置は数が足りていないこともあり、まだこれからだということでした。そこで、私の講義は実部投影装置の活用を中心に、ICT機器をもっと活用したいと思っていただけることを目指すことにしました。
ICT機器の活用は、今まではできなかったような全く新しい授業を生み出すこともできます。しかし、そういった派手なものではありませんが、ちょっとした工夫でもとても大きな効果を引き出すこともできます。今までの授業の延長線上で、わかりやすくなる、時間が生み出せる、子どもたちの活動を引き出せるといった使い方を中心に、押さえるべきポイントを明確にしていきたいと思います。

また、ICT機器を使ったからといって、授業の基本的な考え方が変わるわけではありません。あたりまえのことですが、子どもを見ることを大切にすると、パソコンや実物投影装置につきっきりで操作しているわけにはいきません。幸い、校長がワイヤレスマウスを必要なだけ購入する決断を下されました。教師がパソコンの前を離れることができるだけで、活用の自由度はぐんと増します。きっともっと使ってみようと思っていただけることでしょう。

後半のICT機器の操作の研修は、思っているよりも簡単に使えることを先生方に実感してもらえるものになりそうです。この学校のICT機器の活用を後押しできるような研修になることと思います。