日記

青少年健全育成会議に思う

公開日
2014/12/26
更新日
2014/12/26

仕事

学校評議員をしている中学校区の青少年健全育成会議に参加させていただきました。

青少年センターや各学校からの子どもたちの様子の報告のあと、グループごとに子どもたちのよいところや気になることを話し合います。地区長さんや民生委員、PTA役員、地域コーディネーターなど地区の子どもたちとかかわり合いの深い方が率直に意見交換します。各グループの発表では、毎年のように子どもたちの挨拶ができないことが取り上げられます。家庭のしつけの問題や知らない人と話して犯罪に巻き込まれないように教えられているといったことが理由として挙げられます。これも、毎年同じです。子どもたちと地域の人が挨拶し合える関係、距離になっていないことも一因でしょう。中学校では子どもたちと地域の大人が交流をする行事もいくつか行われていますが、状況を改善するには至っていないようです。
毎回参加して同じような課題が出てくるということは有効な対策がとれていないということです。失礼な言い方かもしれませんが、この会議としてこの課題に対して何とかしようとしているのかが疑われてしまいます。そろそろ、地区として子どもたちが挨拶できるようにするための取り組みを真剣に考えなければいけないということではないでしょうか。子どもたちの登校の時間に合わせて玄関の掃除をして、挨拶をするといった取り組みをしているところもあるそうです。こういったことを考える時が来ているように思います。
毎回子どもたちのことを真剣に考えている地域の方がたくさん参加する会議です。だからこそ、形だけに終わらずに具体的なことを決定できる会議として機能してほしいと思います。