第2回白石範孝先生セミナー報告 1
- 公開日
- 2016/07/13
- 更新日
- 2016/07/13
活動報告
白石範孝先生の「論理的に思考する『考える』国語の授業〜問題解決学習をめざして〜」について、簡単にご紹介します。
<アクティブラーニングへのつながり>
アクティブラーニングは、基礎基本と技能の定着を土台に、その上に言語活動(思考力・判断力・表現力)、さらに上にアクティブラーニング(論理的な思考活動)がある。
国語での基礎基本は「用語」・「方法」「原理・原則」。この土台を身につければ国語の授業がぶつ切りにならず、授業内容が他へ転移できる力になる。
<漢字学習の原理・原則について>
○ 成、感、反、皮、灰という漢字の1画目はどこか。原理がある。貫く縦線があるものは縦が先(成、感、皮)など。筆順に原則がある。
○ 漢字は「音読みしなさい」が原則。音読みをすると、2種類に分かれる。音読みがある方が形成文字、音読みがない方が会意文字。
形成文字がさらに二つに分かれる。音読みする部分を「音符」、残った方を「意符」という。その意符の部分が部首になる。
これを知っていたらどの漢字にも適用できる。