佃煮の始まり(6/29)
- 公開日
- 2017/06/29
- 更新日
- 2017/06/29
食育
今日の献立
ごはん 小女子の佃煮 玉ねぎと油揚げのみそ汁
鶏肉の塩から揚げ シャキシャキサラダ 牛乳
東京が「江戸」と呼ばれていたころ,当時の将軍 徳川家康は,大阪の「佃島」に住んでいた漁師を,江戸に住まわせました。
佃島の漁師たちは,売った後に残る小さい魚や貝などを,甘辛く煮て,食べていました。これが佃煮の始まりです。
佃煮は安くて保存がきくことから,江戸で人気の食べ物になりました。
またその当時,江戸には全国からたくさんの藩主が来ていました。その藩主たちが,自分の故郷におみやげにして持ち帰ったことから,佃煮は全国に広まりました。今では,魚や貝の他にも,昆布や海苔,しいたけなどさまざまな佃煮があります。
文責:栄養士 伊藤