第1回発達障害児童生徒理解研修会(初級)
- 公開日
- 2011/06/01
- 更新日
- 2011/06/01
教職研修事業
5月31日(火)、高岡市役所802会議室で、第1回発達障害児童生徒理解研修会(初級)を開催しました。
臨床心理士の山下委希子先生をお迎えし、発達障害についての概論を学ぶとともに、発達障害疑似体験プログラムをしました。
疑似体験プログラムでは、「聞くことに困難がある子ども」「算数に困難がある子ども」「対人関係に困難がある子ども」になって困り感を体験しました。
参加者からは、発達障害のある子どもたちの気持ちがよくわかり、今後に生かしたいという意見がたくさん寄せられました。
【参加者アンケートより】
・「疑似体験を通して、クラスの児童の顔を思い浮かべた。教室で不安な気持ちを少しでも減らすよう、担任としてできる配慮をしていきたい。」(小学校教諭)
・「学級に、書くことに苦手意識のあるLDの児童がいるので、その子の困り感を体験できたように思います。今日の研修は、発達障害のある児童だけでなく、すべての児童にとって有効な手立てだと思うので、日々の指導に生かしていきたいと思います。」(小学校教諭)
・「今回の研修会を通して、できないことがただの怠慢であるのか、そうでないのか生徒一人一人をよく観察して判断する必要があると思った。」(中学校教諭)
・「疑似体験は非常に興味深いものであった。障害のある子がどのような感じ方をしているのかなど、今まで考えたこともなかったので、とても参考になった。」(中学校教諭)