きらら子だより 絵手紙教室
- 公開日
- 2011/10/24
- 更新日
- 2011/10/24
適応指導教室「きらら子」
10月12日(水)と18日(火)の午後、喜多秀子先生を講師にお迎えして絵手紙教室を開きました。昨年度は2月に実施しましたが、今年度はきらら子展示会に飾るために10月に変更しました。昨年度に体験した生徒が5名、初めての生徒が7名参加しました。
まず始めに隈取り筆の持ち方や線の引き方を教えていただきました。「筆の上の方を持って。」「ゆっくりゆっくり線を引いて。」と言われてもなかなかうまくいかず、最初はとまどっている生徒もいました。けれども練習しているうちに次第にコツをつかみ、みかんや柿、コスモスなど持ってきた題材を見ながら線描きをしました。その後、3色以上混ぜないことや白と黒は使わないことなど顔彩の使い方も教えていただき、丁寧に色塗りをしました。描いた絵に言葉を添えて、心のこもった作品が仕上がりました。先生は、一人一人の生徒の良いところを見つけて褒めてくださいました。おかげでみんなのびのびと自信をもって描くことができました。
2回目の絵手紙教室の終わりに描いた絵手紙を掲示し、お互いの作品の感想を述べ合いました。それぞれが良いと思ったところを発表し合う中で心の交流が生まれ、教室は温かい雰囲気に包まれました。きらら子展示会で多くの方に見ていただけたらうれしいです。
〈通級生の感想より〉
・コスモスの花の色を作るときのアドバイスがとても分かりやすく、一番いい作品になりました。
・これからは作品を作るとき、心を込めて一生懸命作りたいなと絵手紙を通して感じました。
・先生が色塗りのコツを教えてくださったので、去年よりいい作品ができてうれしかったです。
・この葉書は家族の人にあげて、「自分が描いた。」と自慢したいです。