きらら子だより 調理実習・食事会
- 公開日
- 2011/11/24
- 更新日
- 2011/11/24
適応指導教室「きらら子」
11月21日(月)教育センターの所員を招いて秋の食事会を行いました。12名が参加し、3チームに分かれて豚汁と炊き込みご飯を作りました。
豚汁は、水に根菜類を入れて火にかけ、後から里芋、白菜、サツマイモ、豆腐、豚肉、ネギを加えました。具だくさんでしたが、切り方が揃っていたので、どの食材もちょうどいい柔らかさでした。刃物が苦手な子どもがいましたが、自分のペースで慎重に切ったので、無事切り終えて自信をもつことができました。ガスコンロは1階にあるため、1階と2階を行ったり来たりしながら、あくを取ったり味付けしたりしてがんばって作ったので、だしがしみたおいしい豚汁ができました。
炊き込みご飯は、2つのグループが7合ずつ米をとぎ、具をたっぷり入れて炊きました。けれども、具材が多すぎたのか炊き上がらず、楽しみにしていた炊き込みご飯は食事会には間に合いませんでした。でも、誰一人文句を言わず、豚汁とリンゴを感謝していただきました。少ない量でも味わって食べたり、センターの所員や仲間と話をしたりしたので、ささやかな満足感を得ることができました。
ご飯を何とか食べられないかと悩んだ末、レンジで蒸してみるとうまくできました。それでおにぎりを作り、お土産にしました。翌日、「家の人に喜ばれたよ。」と言う子どもがいて、うれしく思いました。
<通級生の感想より>
・きらいな具もちゃんと食べられたし、みんなで楽しんで作るとおいしいんだなあと思いました。
・私は切るのが遅いけど、班の人はすごく速くて他の人のよいところを見つけられてよかったです。でも、自分をほめたいくらいがんばりました。
・所員の方々が「おいしい。」と言ってくださったので、とてもうれしかったです。炊飯器のトラブルで、お昼に炊き込みご飯を食べられなかったのがちょっと残念でした。