第5回若手教員研修会(中学校)
- 公開日
- 2024/11/25
- 更新日
- 2024/11/25
教職研修事業
小学校研修会の翌週11月19日(火)、福岡中学校 加藤 稲子教諭が研究授業を行いました。
主題は「自分を信じて生きるとは」、教材名は「本当の私」です。主人公はドーピングに手を染めた陸上競技の金メダリスト、葛藤の末、彼女は勇気を持って告白します。悩みながらも自分の弱さや醜さを克服した主人公の姿から、人間として誇りをもち、気高く生きていこうとする意欲を育てることがねらいです。
自分事として捉えさせるための導入、書く時間を確保し、話し合いの仕方を工夫することで、互いの意見から学び合う、深まりのある授業になりました。本音で自分の思いを真摯に語る姿から、温かい学級の雰囲気、中学生らしいみずみずしい感性も感じ取ることができました。
協議会では、小学校と同様にそれぞれが課題を持ち寄り、活発な意見交換が行われました。中学校では道徳が教科となり5年目、先生方の道徳に対する意識の高まりが感じられる熱心な議論が行われました。指導助言者の戸出中学校 北村陽一教頭先生からは、ねらいに迫るための授業構想等について具体的で分かりやすい説明をしていただきました。
さて、若手教員研修会も最終回になりました。同期の仲間との絆を大切に、また5回の研修で学んだことを今後の実践につなげてほしいと思います。