若手教員研修会の締めくくりは、５年次教員の代表者（小・中各１名）による授業研究会、教科はどちらも道徳です。

　１１月１３日、小学校を代表し、五位小学校　中居竜汰　教諭が研究授業を行いました。４年生「ぼくはMVP」を教材に、「正直について考えよう」をテーマに話し合いを行いました。

　導入でアンケート結果を提示したり、自分の思いを表す「心の数直線」を板書に位置付けたりするなど、主人公の葛藤を自分事として捉えるための工夫がなされており、子どもたちは活発に意見を交換していました。

　協議会では、それぞれが持ち寄った資料をもとに、自分だったらどのように授業を組み立てるかなど、熱心な議論が行われました。

　結びには、指導助言者の野村小学校教頭　平　紀子先生から、ご自身の豊かな経験を踏まえながら、よりよい道徳の授業を作り上げるポイントなどについて分かりやすく教えていただきました。