研究室日記

2025年12月11日仕事日記

公開日
2025/12/12
更新日
2025/12/12

仕事日記

 6時30分頃、家を出て大学へ向かう。研究室着は7時20分頃。美味しい珈琲とパンで朝食。火曜日「教育課程論」振り返りチェック。8時15分、林先生来研。我がゼミ卒論発表会に際してのとても嬉しい提案をいただく。こんな有り難いことはない。即了解。山田先生としばし懇談。最近の学校訪問情報交流。


 9時から第9・10回教育課程論。今回からテーマは学習指導要領。今日の2コマで「主体性を育む」ことに焦点を当てての濃厚な授業。どの学生の発言も鋭く、授業をしていてもとても楽しい。疲れがぶっ飛ぶ。12時前に終了。


 研究室で12時30分頃までに火曜日「教育課程論」振り返りチェックを終了して、大学を出る。揖斐郡大野町総合町民センターへ向かう。13時ちょっと過ぎに到着。さっそく機器セッティング。今回の機会(大野町教育会 冬季教職員研修会)を作っていただいた大野教育会会長の木下校長としばし懇談。これまで僕の講演を聞いていただいたり、書籍を購入して僕を知っていただいたりした上での講師依頼で感激。大野町教育長とも控室に来ていただき、「日本教育新聞 提言」などを話題に、嬉しい言葉をいただく。


 14時10分から5分休憩を入れて16時まで講演。演題は「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり 次期学習指導要領と情報端末活用を視野に入れて」。この演題で伝えることができる現在の僕が提供できる情報をすべて伝えた講演会。舞台から席への移動を何度もして意見を伺いながら、皆さんの学びに少しでもお役に立てるように奮闘。大野町内で勤めている6期生松浦さんが、さっそく次の感想を寄せてくれた。(僕が会場を出るまで、かなり待っていてくれて感激。さっそく記念撮影)


 「主体的・対話的で深い学び」について、次期の学習指導要領やICT端末の活用も踏まえて教えていただきました。これからの教育や授業の在り方や振り返りの大切さ、明日から実践できる手立てなど、贅沢すぎる内容でした。そして何より、玉置先生のお話が面白く、鋭いので、あっという間の2時間でした。まずは明日、今日学んだことをすぐに実践したいと思います!本日はありがとうございました。


 また、福地ゼミの4年生で僕の講演を聞いてくれた学生から次の感想が届いた。これも嬉しい。


 2時間のお話があっという間に感じるほど、沢山の気づきと学びを得ることができましたが、1番印象に残っていることは、わからないと言えることの大切さです。そのために、教師が「よりよい話し合い」についてロールプレイングをしながら示したり、リアクションをとっている子どもに対して価値付けをしていくことが重要になってくるのだなと感じ、全て繋がっていると思いました。

 また、主体的・対話的で深い学びという言葉が浮いてしまっていないか、という問いかけにも衝撃を受け、印象に残っています。言葉だけが先行し、教師が何となくで評価をつけてしまっている現実があるのではないかと、自身の教育実習を振り返って感じました。子どもたちに求めることを明確にし、育って欲しい姿や能力を育むための具体的な指導を考えることが教師に求められていることだと改めて強く感じました。

 私は、あと数ヶ月で教壇に立ちますが、まだ自信はありません。しかし、本日の貴重なお話を受けて、教師としての思いを素直に子どもに伝えていくことが、子どもと心を通わせながら共に成長していける教師としての大切なポイントなのだと素直に感じることができました。


 来年度から関わらせていただく犬山市立犬山南小学校の丹羽校長がわざわざ今回の講演会に足を運んでいただき、控室に来ていただけた。現在、研究テーマをみんなで検討されているとのこと。全面的に協力したいと思いを伝える。


 帰路のスタバで小休止。午前180分弱の講義、午後2時間の講演で、ヘトヘト。甘いものを食べてエネルギー補給。


 帰宅。僕の講演を聞いていただいた福地先生ともやりとり。さすが大野町を始めあの地域の事情をよくご存じ。大いに学ぶ。今日もいただくいくつかの依頼。スケジュール調整が必要な依頼が続いている。声をかけていただけることに心底感謝。