研究室日記

ひとりぼっちのGW(寺坂)

公開日
2017/05/05
更新日
2017/05/05

四方山話

SNSなんかを見ていると、友人や家族も旅行に行った写真や、彼氏彼女と遊びに行った写真が多く目に入るゴールデンウィーク3日目です。みなさんは、どのような連休をお過ごしなのでしょうか。

のんびりテレビを見ていると、NHKで「なわとび かっとび王選手権2016」というのが放送していたので、なんとなく見ていました。予選を突破した小学生のチームが、1分間に何回8の字飛びをできるかというものです。クラスの一員としてやった方や、教師という立場で参加された方も多いのではないのでしょうか。

ただ、この大会。一味違います。なんと1回のジャンプに1人ではなく5人が飛びます!!そのため、1分間という時間で、300回や400回という莫大な数で競います。

大会は、鹿児島県の花野小学校が優勝という形で終わりました。この小学校のドキュメントでこんなシーンがありました。

なかなか記録が伸びず、悩んでいる時です。
「みんなの心が1つに揃わないのは、足下が揃わないからだよ。大縄だけじゃダメだよ。提出物とかそういうのからみんなで心を1つにしよう」

これ、6年生が言うんです。提出物を出すことを、足下を揃えるって、教師は思えていても、子供が思えている。少なくとも僕の6年生の頃には言えません。子供ってすごいなあって思いました(笑)

大縄を飛び終わった後の、笑顔や感動の涙。時には、悔しくて仲間とぶつかることもあると思います。そんな子供と関われる教師ってやっぱり変えの効かないかけがえのない仕事だと思いました。

「今まで、練習をしてきて新しいクラスの信頼関係が生まれたと思います」
「今までバラバラだったのが、チームになった」

今回結果の出たチームだけじゃなく、参加した60クラスが同じように感じているはずです。子供のうちに、このような経験を積ませてあげるのは大切で教師のつとめだと思いました。(寺坂)

 ※写真はNHK番組サイトの動画から転載しました。

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