御手洗(寺坂)
- 公開日
- 2017/05/25
- 更新日
- 2017/05/25
四方山話
いきなりですが、みなさんにお尋ねします。「御手洗」ちゃんとしたマナーで、できますか?そんなの、普通にできるわっ!と思った方。読み方、「お手洗い」じゃないですよ?「みたらし」です。
神社の境内にある、神様にお願いごとをする前に外界の汚れを落とす、あれです。正式には、「手水舎(ちょうずしゃ)」というらしいですね。今でこそ、当たり前にできますが高校生くらいまではよくやり方が分からず、近くのおじさんやおばさんを見ながらやっていました。一応やり方を載せておきます。
➀手水舎に一揖する。
➁右手で柄杓を取り、手水を掬い左手を清める。
➂柄杓を左手に持ち替え、同様の動作で右手を清める。
➃右手に柄杓を持ち替え、左の手のひらに手水を溜めて口を清める。
➄先の動作で左手をもう一度清め、最後に柄杓の柄を清める。
➅手水舎に一揖する。
ここからが本題なのですが、私はこれができるようになった時大人になったと感じました。友人には、酒やタバコが合法でできるようになった時という実に可愛いときや、食べ放題に魅力を感じなくなった時というユニークな時などがあがりました。みなさんは、どんな時に大人になったと感じますか?(寺坂)