【20180515講演】教育と笑いの会 in 大熊町
- 公開日
- 2018/07/30
- 更新日
- 2018/07/30
教育情報
ホテル泊の朝。ゆっくり朝食。8時30分、お迎えの車で、大熊町立熊町・大野小学校へ。まずは午後の舞台や音声の確認。
9時20分から4年、5年、6年生合わせて11名の教室で飛び込み授業。算数の要望があったので「17段目の秘密」。徐々に子どもたちが食いついてきて、最後はわいわいがやがやと数理の探究へ。つぶやきもたくさん。なるほど!そう見たか!と、こちらが驚く発見がいくつか。終了後、子どもたちから楽しい授業だった!との感想が届く。ああ、嬉しい。
皆さんで大熊中学校へ移動。今度は1年、2年、3年合わせて9名の教室で野口芳宏先生による硬派の道徳授業。導入から終末まで、生き方を深く考えさせる仕掛けの連続。さすが!
再び小学校へ。昼食後、13時20分から、2回目となる「教育と笑いの会 in 大熊」開始。80名ほどの皆さんで満席状態。
「大熊町教育と笑いの会運営委員会」委員長の挨拶後、僕の挨拶。教育長に登壇いただき、私たちを招聘した思いを語っていただく。大熊町はご存じのとおり、町ぐるみ移転中で、町全体に活気がなくなってきていると感じていたところ、「教育と笑いの会」を知り、ぜひとも来ていただきたいと思われたとのこと。
番組開始。まずは野口芳宏先生の「教育漫談」。硬派の漫談(笑)で、笑いは起きず。「いっさい笑いがない漫談で」で大受け。やはり野口先生。
次は僕の教育落語。着物で高座へ。小咄で会場を温める。中学生が大人以上にしっかり笑ってくれた。
桂雀太の落語。30分の持ち時間をたっぷり使って、まくらもしっかり。ネタはご存じ「代書」。もちろん大受け。
今回のシンポジウムは異色。吉本漫才師の指導のもと、中学生が漫才をして町民を大受けさせる取組もしている大熊町。シンポジストに小学生、中学生も参加。野口先生との年齢差は71歳!打合せなしの45分。最後は小咄体験で大盛り上がり。
教育長から過分な評価をいただき、帰路につく。6時間かけて帰宅。
※三楽の仕事日記より