研究室日記

4月18日(木)あま市立美和東小学校のセミナーでの学び(中澤)

公開日
2019/04/24
更新日
2019/04/24

学生の学び

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回私は、あま市立美和東小学校で校内研修会に参加しました。そこで私は新たに『真の対話』について学びました。

 私はこれまで、対話的な学びとは、自分一人で完結せず、お互いに主張するだけの会話にならないような学びと学んできました。

 今回のセミナーでは、意思決定する議論「aとbの意見からどちらかを決める」でなく、意見の統一を必要としない会話「aの意見に対してただ納得する」でもなく、相互の異なる意見を視点を得る「AとBの意見から、AbやaBになる」ことが対話であることを学びました。

 具体例を記します。計算問題の解き方を考える授業がありました。A君は、計算方法に気付き、計算するが、計算ミスをしていました。この時B君は、「まちがってるじゃん」とだけ言い、A君を焦らせました。これは会話である。B君は、「考え方いいねぇ。でも計算ミスしてると思うな」と言いました。これが対話です。具体例があることで、対話の判断がしやすいと私は思いました。


 また、対人関係の弱い子どもについて学びました。個性という考え方からこのような子どもがいると認めたくなり、「それでいいよ」と言ってあげたくなります。しかし、自分の考えが述べられない。他者と議論ができないということでは、学校から仕事・社会へ移るときに苦労することが目に見えます。よって、ペアで話し合えないこどもに対して働きかけることが大事であることを私は学びました。私は、対人関係力が、社会で生き抜く力であり、どうしても座学で乗り切れてしまう学校現場においてその力が身に付かないことが起こりうると思います。よって、今回学んだことを大事にしていきたいと私は考えています。

 今回素敵な話を聞かせていただいた玉置先生をはじめ、温かくお出迎えしていただいた美和東小学校の職員の方々に感謝の気持ちを申し上げます。本日はありがとうございました。(中澤)