2月15日前座会・真打会・名人会からの学び(松浦・大久保)
- 公開日
- 2020/03/17
- 更新日
- 2020/03/17
学生の学び
こんにちは!5期生の大久保と6期生の松浦です!今回は2月15日に行われた、前座会、真打会、名人会で学んだことをかいていきます。
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こんにちは!6期生の松浦です。今回は2月15日に行われた真打・前座会、名人会での学びをまとめたいと思います。
私がこの会を通して、特に勉強になったことは授業を作っていくための教師の技です。午前中に行われた真打・前座会では、初めに授業内容が記載された資料から自分たちでどのような授業を作るかを議論する時間が設けられました。そこでは、6期生で議論したのですが、どのようにして子どもの興味を引くかということや、どうやって疑問を持たせるかという点で上手く授業を展開していく案が思い浮かびませんでした。
それを踏まえて、4期生の先輩や前座の先生の授業を見てみると、私たちには思いつかなかった技がいくつもあってすごく勉強になりました。例えば、資料の一部を隠すことで注目させたいものを明確にする技や、めあてに何度も戻ることで自然と視点を絞っていく技を知りました。真打の先生方の助言からは、子どもの発言に対して、「なんで?」と一歩踏み込んで聞き、キーワードを拾っていくことで授業を展開していく技や、ペアで話し合わせる意図を明確にすることでより目的意識を持って議論できる、ということを学びました。私たちにはなかった発想や知らなかった技がたくさんあって、驚いてばかりでした。
午後からの名人会とその深掘りでは、課題意識を共有するということがとても大切であると知りました。そのためには出来る限り共通の課題にする必要があり、教師がやりたいだけの授業にしないという意識を持たなければなりません。テクニックとしては、授業のどこがで一度全員の土台をそろえるための再確認の時間を作ることを学びました。これは置いてきぼりを作らないためにも必要なことです。私は今まで課題意識の共有ということをあまり深く考えたことはありませんでした。しかし、これをするかしないかでは授業に対する子どもたちの意識が大きく変わることに気付いたので、自分が授業をする際には取り入れていきたいです。
今回知った多くの技を自分のものにできるように実践的な学びに繋げていきたいです。特に教育実習に向けて、自分の技として授業で使いこなせるように努めていきたいと思います。
このような素晴らしい機会を設けてくださって、ありがとうございました!!!(松浦)
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こんにちは!玉置ゼミ5期生の大久保です!今回は2月15日にEDUCOMで開催された前座会・真打会・名人会で学んだことを書いていきます。
私は前座会や真打会へ今回が初めての参加でした。そこで学んだことは、数え切れません。とても内容の濃い1日でした。
数多く学んだことから、今回は特に2点書いていきます。まず一点目は、前座会からの学びです。社会のスーパーマーケットについての教科書と資料が与えられ、それを初めに5期生で教材研究しました。そこでは、「こうやって聞いた方が子どもが考えやすいのではないか」「課題はどうするか」という様々なアイデアが飛び交いました。実習で力をつけた5期生のアイデアは、様々な視点から考えられていて、とても良い話し合いができました。
その後、4期生さんの加藤奨基さんの模擬授業を見せていただきました。4期生さんで協力して教材研究を行い、奨基さんが代表して授業をするといった形でした。
野菜売り場を紙で隠して、「ここに何があるでしょう」という導入から始まりました。急遽決まった4期生さんの授業にも関わらず、奨基さんはとても落ち着いたトーンで、授業をしていました。多くのベテランの先生が見ている中で、優しい雰囲気で、児童に発言しやすい場を作っている奨基さんは、本当に凄かったです。その後の4期生さんからの授業への感想も核心をつくもので、とても勉強になりました。
1年後、4期生さんのようになりたい!とビジョンをもつと同時に、本当にあのようになれるのかという不安も抱きました。
しかし、そこは自信をもって、玉置ゼミでしっかりと5期生との繋がりを大切にしながら学んでいき、4期生さんの姿を目指していきたいです。
学んだこと2点目は、ゴールを目指して逆思考するということです。ここでのゴールとは、45分後の目指す児童の姿です。
実習を振り返ってみると、私は授業を考える際、導入から課題、そしてまとめに向かっていくように考えていました。しかし、そうではなく、45分後にどのような姿になってほしいかを初めに考えておけば、反復して確認した方がいいのか、授業の初めに知識を教えてしまった方がいいのかが考えやすくなるはずです。
私は塾でアルバイトをしています。そこでも同じことが言えます。90分後にどのような姿になってほしいか、どういった知識をつけてほしいか予め考えておけば、90分の中で塾の生徒は何をするのか、教える立場として何をすべきかが見えてきます。私は、逆思考という考えを生かしていけるよう、さらに学びを深めていきたいです。
会とは別に5.6期生にとって、大きなイベントが待っていました。それは、EDUCOM様からPCを貸与です。
玉置先生とEDUCOM様とのプロジェクトの一環に携われること、大変ありがたく思います。今後の教育の現場に役立っていくプロジェクトに関わっていると思うと、胸が高揚しつつも本当に私なんかがと不思議な気持ちになります。与えられた役割をしっかりと果たして、少しでも役立つように精進していきたいです。
今回授業を見せていただいた神戸先生、中田先生加藤奨基さん、数多くの学びをありがとうございました。紙切り芸を間近で見せていただき、体験させてくださった林家楽一様、そして大変貴重な場を設けてくださった玉置先生、EDUCOMの皆様ありがとうございました。(大久保)