研究室日記

東員町立笹尾東小学校で指導助言

公開日
2020/07/10
更新日
2020/07/10

教育情報

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 10時30分ごろ家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。時間調整のため、途中でマクドで休憩。

 12時30分学校着。4月からの学校の様々な対応をお聞きして、その苦労を思うばかり。「学校行事の今後についても方針を決めていますが、果たしてできるだろうか、と思うこともありまして…」という言葉が出るのもよくわかる。

 5時間目の6年生算数授業参観。指示が明確で、その指示を聞き、すぐに動く子どもたち。課題に対してすべての子どもが自分の考えをノートに自分なりに書けていることも驚く。意図的指名で二つの考えを出させ、それを比較検討する中で、課題解決をする展開。グループでの話し合いにおいては、この状況なので机を合わせることなく、体の向きを変えて、一生懸命聴き合う姿が愛おしい。

 すべての先生たちが子どもの姿をとらえ、そこから学ぼうとしておられていて気持ちの良い職員集団。腰を屈めてマスク越しの子どもの声を聴き取ろうとする姿にも心動く。

 授業検討後に、1時間弱の時間をいただいたので、「主体的・対話的で深い学び」となるための授業づくりについてポイントを話し、今日の授業における「見方・考え方」の言及へ。この視点から本日の授業のさらなるバージョンアップのためのヒントを提示。

 指導助言後、同席していただいた教育事務所の先生から「面白くて分かりやすく、あっという間に時間が過ぎて、元気になる講演でした」とコメントをいただく。久しぶりの高座といった感覚で話す。たくさん笑っていただき、持参した本もたくさん買っていただき大感謝。