エイジ
- 公開日
- 2015/06/30
- 更新日
- 2015/06/30
四方山話
教育相談という授業で、思春期の子供が登場する小説を読み、レポートを書くという課題が出されていたので、重松清さんの『エイジ』を自分は読んだ。
最近おかしいな。本嫌いなのに、読めてしまう。まあ、それは置いといて。
エイジという子が主人公の物語で、彼や彼の周りにいる全ての人の思いが、リアルに書かれていた。
自分は反抗期がなかったと思う。自分では。だから、彼自身が反抗期なのかどうかわからなかった。しかし、全てのことに色んな思いを抱きながら、彼が成長(ここでは心の方が大きい)していくのがわかった。
彼が色んなことを思い、考えているのを読んでいたら、なんかよくわからなくなった。全てのことがよくわからない。彼が感じていた心のもどかしさが本を飛び越えてきたみたいだ。
自分がわからない。今は、ただそんな感じ。(中田昂)