研究室日記

合唱から伝わる思い

公開日
2015/11/19
更新日
2015/11/19

四方山話

先日、関市連合音楽会を見に行ってきました。連合音楽会とは市内の中学校から代表学年が集まって、お互いに自分たちの合唱を披露するというものです。実習先の中学校では担当学年であった一年生が代表となっており、今までの練習の成果を見せてもらうため、参加させていただきました。

ステージに向かう生徒たちはやる気に満ち溢れており、「先生頑張るね!!」とハイタッチしてからステージに向かっていきました。
祈るような気持ちで見ていましたが、大きな口で精一杯歌う生徒の姿からは、今まで意見をぶつけ合い高め合ってきた仲間への感謝の気持ちや、聞いている人を喜ばせたいという思いが伝わってきて、つい涙がこぼれました。一生懸命な生徒の姿は、いつもより一回り大きくなったようにも見えました。
また、他の中学校の合唱からも、閉校になり二度と同じメンバーでは歌うことのない仲間、卒業して離ればなれになる仲間への特別な思いや別れの寂しさなど、様々な感情が伝わってきました。子どもたちの合唱にかける思いを感じ、本当に感動しました。

私も中学生の時、合唱に対して強い思いを持って取り組んでいたのを覚えていますが、合唱ってこんなにも思いが伝わるものなのだ、感動するものなのだということを改めて知り、やっぱり合唱って素敵だなあと思いました。(杉下)

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