愛犬散歩には、気持ちが良い朝。原稿書き。9時30分ごろ家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。今日は第2回校内授業研究会の指導助言。校長、教頭さんから現状をお聞きし、本日の僕の役割を改めて確認する。参加者は80名ほどとなり、僕の講演は体育館で行うことになったとのこと。

　第3限は体育と社会、第4限は数学と英語、第5限は理科と国語の授業参観。例によって、参加者全体で共有化したい授業場面を動画撮影。今日は、この授業のよさを子どもに語ってもらうことがなりよりと考えて、突然インタビューを試みる。国語の授業では、ペアで話し合っていた子どもの一人が、その終了時に「とても良い学びができました」と、相手に対して素直に発したことに驚く。今までこのような表現をした子どもに出会ったことはない。さっそくカメラを回してインタビュー。良い学びと表現したわけをしっかりと語ってくれた。感激！

　各教科で協議会中に動画整理。いつものように必死。15時20分ごろから16時まで講演。演題はいつものように「春日井市立藤山台中学校から学ぶ」。冒頭で、さきごろ出された論点整理などを元に次期学習指導要領の方向性を示す。その後、情報端末が日常活用となっているからこそ、ここまで子どもが成長しているのだという証を子どもたちの姿で紹介。

　校長室では、振り返りの質を高めるための手立て、思考力を高めるための手立てについて質問を受ける。とてもハイレベルな質問が出るのは、それだけ日常授業を高めたいと取り組んでおられるからこそ。

　学校を出て、期せずしてある方からの相談を受ける。なるほどという相談。とはいえ、良い助言ができない（泣）。後日に、とお約束して別れる。

　帰宅。本日締め切りの週刊「教育資料」の原稿書き。62回目の原稿がようやく完成。朝まで寝かせることにして横になる。