研究室日記

2025年6月11日仕事日記

公開日
2025/06/12
更新日
2025/06/12

仕事日記

 6時15分ごろ家を出て、大学研究室へ向かう。途中は激しい雨で視界不良。7時ちょっと過ぎには到着。「教育課程論」振り返り読み。「対話的な学び」に認識を新たにした学生多し。授業で「わからないと言えなかった」という記述が8割ほど。


 1限「生徒指導論」(看護学部)。養護訓導時代のことが書かれた記述をもとに深掘り。7月2日ゲスト訪問の際の質問づくり。


 2限「教師論」(教育学部)。学生時代にラグビーで日本一になった教師の人生から「教師の在り方」を学ぶ。授業終了後にある学生と動画をもとにして談義。「あの教師の生き方に感動しました」とわざわざ言いに来てくれたことが談義のきっかけ。研究室に向かう中で、動画で紹介した教師の生き様に「感動しました」と声をかけてくれる学生あり。学生の言葉に心地よいエネルギー補充。キャンパスでフリーに論議する時間があるのは、まさに大学!


 12時15分ごろ大学を出て、いなべ市立員弁中学校へ向かう。13時40分ごろ到着。第2回いなべ市員弁中学校区研修会で指導助言のため。


 校長室で嬉しい話をお聞きする。前校長から勧められた言葉が「ABCDの原則」(A=当たり前のことを B=バカにしないで C=ちゃんとやれる人が D=できる人」とのこと。この言葉は僕が作った言葉だと最近知り、本日の出会いを楽しみにされておられたとのこと。発案したフレーズがあちこちで使われるのは嬉しい限り。


 14時から9つの授業参観。例によって動画を撮りながら1教室4分程度で移動。わずかな時間の中でも、全体会で皆さんで共有したい場面があり、メモしながらの参観。というのは、どの教室にも学び合う空気が感じられ、聞く場面はしっかり聞き、考え話し合う場面では活発に動く生徒ばかりだからだ。


 全体会までの45分ほどで必死に動画整理。16時15分ごろから35分間ほどで講演。演題は「振り返りの重要性を考える 言語活動を通して思考力・判断力・表現力を高めるをテーマとした個人研究のために」。冒頭で「振り返りこそ日常的な言語活動」と押さえ、その後は「言語活動」をキーワードに今日の授業を価値づける。また他校の動画を見せながら、言語活動における教師の関わり方を事例として伝える。


 次回研修会での相談をして学校を出る。19時少し前に帰宅。今日の動画整理。要返信メール対応など。