研究室日記

2025年6月13日仕事日記

公開日
2025/06/14
更新日
2025/06/14

仕事日記

 6時15分ごろ家を出て大学へ向かう。美味しい珈琲をいれて一息つく。「教師論」(教育学部)の振り返り読み。ある教師の生き様から自分を自己開示している学生が何人かいる。しっかり読み込む。第9回「教師論」(人文学部)の準備。予定を変更。


 第9回「教師論」(人文学部)は外国語活動・外国科をテーマに、ある英語教師の人生を動画で視聴。生徒が言うことを聞かない、思うような授業ができない、荒れる教師の気持ちを想像させた後、その後の人生を視聴。最後は「熟していない実は摘み取らない」をキーワードにして振り返り。


 教室を出る学生から「先生、今日も感動しました!」という声を聞く。授業展開を変更したからこその声だと受け止める。とにかく嬉しい。次の授業づくりへのファイトも湧く。

 10時40分から二人の学生からの依頼を受けて面接指導。二人ともいくつかの改善点を伝え、その場にやり直しをしてもらう。一人の学生は自分の思いがうまく伝えられず涙を流す。今だから涙を出して悔しがればいい。


 名古屋市立緑小学校へ向かう。学校近くに来たので、喫茶店に入り軽いランチ。「教師論」(人文学部)の振り返り読み。1時間ほどで完了。


 緑小学校へ到着。市教委、他校からの参加もあり。今日は現職教育講師。当初は授業改善の依頼を受けていたが、いろいろな事情があって、この学校が「令和7年度生成AIパイロット校事業【校務利用】」の指定を受けたことで、今日は生成AIの活用についてレクチャーする役目になった。これまでにない依頼となって悩んだが、校務利用の実際を教えてもらえばいいという依頼で講師を決断。講演「生成AIを知り体験する 校務業務の効率&向上のために」と題して、基本的事項伝達、生成AI活用事例紹介で30分間。残りは実際に生成AIを体験する時間にする。

 皆さんの反応はとてもよく、すぐにいろいろな試みをされ、生成AIの凄さを体感されている模様。最後は自分の試みとその報告を受けて終了。役目を果たせたと判断。

 終了後、校長室で質問対象を授業づくりまで広げて待つ。何人かの人と交流。子どもたちの生成AI活用について心配されておられる方からの質問は鋭く、その通りと言うことばかり。もちろん、その方は生成AIを否定しているわけではなく、より上手く活用するための手立てを知りたいということ。質問を受けて大いに学ぶ。


 17時過ぎに学校を出る。1時間15分くらいかかって帰宅。今日の講演データ整理。原稿書きに向かうが、気力低下。5日間連続の講演&指導助言での疲れを全身で感じて、今日は断念する。