研究室日記

2025年7月7日仕事日記

公開日
2025/07/08
更新日
2025/07/08

仕事日記

 今朝も5時台愛犬散歩。いつもの喫茶店経由、研究室着7時過ぎ。「教師論」(人文学部)の振り返りチェック。


 9時から「教育課程論」。今回は「学校で自殺予防教育をすべきか」をテーマ。資料や映像を見る前の考えをチャットに入力して読み合う。NIITS映像資料や藤原和博さんの映像を見た後、自殺しようとしている友だちが留まるように説得するペアによるロールプレイ。再び、こうした授業提案をしている藤原さんの主張を聞いて振り返り。冒頭のチャットへの書き込みから熱い意見が多数出される。振り返りが楽しみ。


 10時30分から11時まで、依頼を受けての二人の学生へ面接指導。30分間でも十分に指導できるようになってきた。終了後、学生からわずか30分間だったと思えない充実した指導でしたと感謝のメールが届く。


 大学を出て、岡崎市立額田中学校へ向かう。ナビでは1時間30分ほど。途中で2回休憩をいれて時間調整。13時ごろ学校着。校長先生と今日の依頼内容を確認。自分の役割を確認。


 5限2年生理科の授業観察。教師による実験提示から始まり、「なぜ、マグネシウムは二酸化炭素の中でも燃え続けるのか」を課題として、4人チームで最後まで追究。各チームの話し合いを聞いていると、悶々としている。これまでの学習を想起して考えたり、このようなことが起こっているのではないかといろいろと推測するが、どれも自信なし。だからこそ最後まで集中力を失わず、追究できるのだと確信。


 校長室で授業者に助言。課題設定はできるだけ子どもにさせるためのテクニック、追究が行き詰っている時の教師の手立てを提示。納得していただけたことが嬉しい。


 会議室で動画整理。15時30分から55分まで、皆さんによる授業検討会を参観。その後16時30分まで講演。演題は校長からの依頼を踏まえて「次期学習指導要領を視野にいれた授業づくり」。冒頭は理科授業を踏まえて、これから全体で取り組んでいくとよいことを提案。その後、次期学習指導要領の最新検討事項を示しながら、中核的概念をしっかりとらえて、余白の時間を生み出すことが必要となっていると説明。次期学習指導要領検討事項を聞く皆さんの表情はとても明るく、改善の方向性に大いに賛同されていると見る。


 18時30分頃に帰宅。今日の動画整理。研究室HP「指導助言」サイトに今日のことを追記。4月から今日の講演(指導助言)でなんと50回目。講演助言集約ページはここ。昨年度以上に様々なところから機会を与えてもらっていることに深謝。


 今日締め切りの週刊「教育資料」原稿書き。79回目。今回から文部科学省発行のサポートマガジン「みるみる」から話題をとることにして書き始める。睡魔に襲われて仕上げることできず(泣)。