学園日記

5月8日(月)の朝会の話

公開日
2006/05/08
更新日
2006/05/08

校長室

 5月生まれの人、お誕生日おめでとうございます。ハッピーバースデイの歌の「ハッピー
」というのは、「幸せ」という意味です。何が幸せかというと、みなさんがこうしてこの世の中に生まれてきたことがハッピー「幸せ」ということです。見たり聞いたり食べたり触ったりお話ししたり遊んだりできるのも、この世の中に生まれてきたからできることです。
あたりまえのようですが、よく考えてみるととても不思議なことです。普段はそんなこと
考えなくても、一年に一度だけは、ちょっとそんなことを考えてみましょう。
 ところで、明日から家庭訪問が始まります。担任の先生が、みなさんのお家にいって、
お家の方とお話をします。みなさんは、楽しみですか、どきどきしますか。それとも、何ともありませんか。私が担任の先生だったときも、家庭訪問をしました。そのときは、こんなことをお家の方に伺いました。「お子さんは、お家で学校の話をしますか。友達や先生や今日の出来事なんかしますか。」とよく聞きました。答えも様々です。「それはもう、
毎日、子どもの話を楽しみにしています。」とか反対に「ちっとも話さないので、いつも
こっちからいろいろ聞いたり、友達から知らせてもらったりしてます。」とかいう話になります。
 みなさんは、学校とお家との大切なつなぎ役です。たしかに、大切なことや難しいことはプリントで知らせるとか、怪我や病気のときは電話をします。でも、今日学校であった楽しいことや可笑しいこと、反対に悲しいことや腹が立ったこと、また先生が失敗したことなんかは、じかにみなさんから伝えないと伝わりません。ですから、これからもお話の宅急便をしてほしいなと思います。きっとこのお話の宅急便は、毎日届くし、どんな宅急便より開けるとき、わくわくするし、中身もぎっしり詰まっていることでしょうね。