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上達した理由

公開日
2010/03/08
更新日
2010/03/08

交流館

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伊豆市立八岳小学校の小林幸子先生に、授業が昨年度から上手になったことについて報告をお願いしておきました。みなさんにヒントになると思うのでご紹介します。
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授業後、志水先生に授業が上達した理由を問われたときに、
「子供の算数的発言を捉えられるようになってきたからです。」とお答えしました。
ではなぜ「捉えられるようになったのか」というさらなる理由を付け足させてください。
簡潔に言えば、やはりそれは志水理論と出会い、少しずつでも実践していくことができたからだと思います。
志水先生のお話を聞いたり、師範授業を見せていただいたりするなかで、いつも強く実感するのは、
「算数をこんなふうに教えることができたら、子どもは変わるんだ。」ということです。
いつもそのことを頭において、授業をするようにしています。
また、志水塾や公開講座では、志水先生をはじめ、すばらしいスタッフの先生方が惜しみなくたくさんのことを教えてくださいます。教えていただいたことを、拙いながらも実践してきました。
今回の授業も、1月の志水塾で学ばせていただいたことをたくさん授業に取り入れました。それが少しでも実を結び、子どもたちの学びに役立っていたとすれば、大変うれしいです。

教師の授業力を向上させることはもちろんですが、子どもたちに基礎力をつけるうえで、大変有効だったのが音声計算です。八岳小では、1時間目が始まる前の10分間を音声計算の時間にしていますが、1年生には日々の積み重ねが大事だと、夏休みにも毎日家庭で行ってもらいました。保護者面談で、音声計算のやり方を説明し、子どもの実情に合わせてプリントを用意しました。
毎日続けることで、記録が伸びていくことが目に見え、保護者の方も意欲的に取り組んでくださったようです。
その成果か、1学期は計算ミスが目立ったり、手を使ったりしようとしていた子たちが、2学期にはミスがなくなり、手も使わなくなりました。
もともと能力が高い1年生でしたが、計算でつまずく子が減ったので、たくさんの問題を解くことができるようになりました。音声計算はこれからも続けていきたいです。
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明らかなことは、志水塾や公開講座に参加することによって、
1.志水理論を学びそして実践してていくというサイクルのなかで向上しているということである。
2.音声計算の有効性
がある。
みなさんが志水塾などの機会をとらえて研鑽してくださることをとても嬉しく思う。
やっててよかったと感じる今日この頃である。
[志水廣の公式ホームページ]