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あきらめない

公開日
2010/09/03
更新日
2010/09/03

今日のひとこと

9/3 今日のひとこと
どの時代でも社会は動いていく。
組織も動いていく。
動きが止まったら、後は崩壊への道を歩む。
組織を動かすのは「きまり」ではない。
動かすのは、人達の意識と意志である。

動いてみてうまくことがいかないと、あきらめてしまう。
あきらめるとお終いである。
何をしても無駄という気持ちになるからである。

荒れた学校を建て直すには、人の投入である。
人の投入によって、何か新しいことができるかもしれないという気持ちになる。
小さな変化が起きると、小さな自信となる。
小さな自信が積み重なると、改善への希望がわく。
希望がわくと、不思議なもので、エネルギーがでてくる。

小さな変化を起こすためには、今あるものについての良いところを探すことである。
それが、○付け法の精神と技である。長所を見つけ伸ばしていくという発想と行為である。
茨城県の石崎小学校は、○付け法に希望を見いだしたから、改善への自信、希望がわいたのである。子どもたちも「どうせできねえもん」という意識から「やればできるかも」と変化した。(この変化のドラマは明治図書から単行本が発刊されているから見てほしい。この夏の志水塾に参加された方で、なぜわざわざ三重県から京都まで来たのかを質問したら、石崎小学校の本を読んで感動したという。それだけ心をうったということだろう。)

話を元に戻して、あきらめたらお終いである。
あなたの組織で小さな良いところを見つけること、良いところを生み出すことから始めてほしい。
[志水廣の公式ホームページ]




石崎小学校の本
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D537928%2D1