記事

読売教師力セミナー2010

公開日
2010/09/04
更新日
2010/09/04

志水廣関係のイベント情報

読売教師力セミナー2010
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/seminar/
読売教師力セミナー2010 「キャリア教育」あり方提言
10月23日 椙山女学園大にて。

「読売教師力セミナー2009」で行われた模擬授業(南山大学で) 読売新聞社は10月23日、「キャリア教育事始〜小中学生が『社会で働く』意味を考える〜」をテーマに、「読売教師力セミナー2010」(愛知・岐阜・三重県と名古屋市の各教育委員会後援)を名古屋市千種区の椙山女学園大学星が丘キャンパスで開く。

 高校や大学を卒業後も就職をしない若年無業者(ニート)や、就職してもすぐに辞めてしまう若者が増加し、社会問題となっている。子供の頃に地域の年長者と接する機会が減り、人生のモデルを見つけにくくなったという要因のほか、学校生活と社会・職業生活が結びついていないことも大きな原因とされている。

出演 志水廣氏、玉置崇氏、和田裕枝氏、伊藤彰敏氏

大西貞憲氏 その防止策として、仕事や働くことの大切さを、小中学校の段階から教えるキャリア教育の必要性が指摘されているが、学校現場では具体的に何をどのように教えたらよいのか手探りの状態だ。セミナーでは、現場の教師や教職を志す学生に対して、模擬授業やパネルディスカッションを通じて、「キャリア教育」のあり方を提言する。

 まず、愛知県豊田市立竹村小学校の和田裕枝教頭が「自分が気づかない『すてきな働く自分の姿』を見つけよう」と題して、小学生向けの模擬授業を行う。引き続き、同県一宮市立大和南中学校の伊藤彰敏教頭が、「今を大切に生きる」と題して、中学生向けの模擬授業を行う予定だ。

 その後、NPO法人「元気な学校を支援し創る会」の大西貞憲理事がコーディネーターとなり、志水廣・愛知教育大学教職大学院教授、玉置崇・愛知県教育委員会海部教育事務所長、和田教頭、伊藤教頭がパネルディスカッションを行う。

 玉置所長は「従来のキャリア教育は、進路の選択や勤労観・職業観を育てることに重点が置かれていた。今求められているのは、一人ひとりが社会人・職業人として自立出来る人間を育てることで、セミナーでそのための授業モデルを示すことができれば」と話している。
応募要領は下記のアドレスにあります。
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/seminar/seminar100904_1.htm
[志水廣の公式ホームページ]