同じ現象なのに
- 公開日
- 2010/10/20
- 更新日
- 2010/10/20
今日のひとこと
10/20 今日のひとこと
子どもが退屈している2つの授業があった。
一方は、子どもが集中できない授業であった。
教師が子どもを連続的に興味を引きつけることができない授業であった。
もう一方は、一見すると集中していないのだが、よく見ると、一部の子どもは活発に発言している。子どもは興味がある。だから発言している。だけど、教師はその情報量の多さと速さについていけない。
どちらの授業についても言えることは、教師のテンポが遅すぎるということである。
テンポ良くやるということは、教師の頭ではわかっていても、そういう訓練をしないとできない。
では、テンポさえよければいいかというとそうでもない。
教師が勝手に進むというテンポでは授業は成立しない。
子どもの反応をつかみつつ、テンポ良くすることである。
教師に求められるのは、子どもの反応に対する認知の速さである。そして、その次の行動の一手を素早く判断できて、行動することである。
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