意味付け復唱法への招待8 子どもの発言力を育てるには
- 公開日
- 2022/04/01
- 更新日
- 2022/04/01
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
子どもの発言力をつけるにはどうすればよいか。
福岡の鷲尾先生がメールをくださいました。
ありがとうございました。
紹介します。
<算数の研究発表会に参加しました。
その分科会で「子どもの発表がいろいろ出てどうまとめていいかわかりません。」とか「子どもたちがあまり発表せずに困っています。」というような意見が出て、発表校の先生がそれに対して何も言えなかったので、私が発言しました。
「教材研究をしてどのような発言が出るか予想しておくこと。そしてこれだけはわからせたいと思うことをはっきりさせて、そこに迫っていけるような児童の発言を予想して頭にしっかり置いておくこと。
そうすれば、子どもの発言に「良いこといったね。」とか「それってどういうことかな?」というような教師の返しの発言ができる。」というようなことを言いました。
また、子どもが発言しないっていう方に対しては「授業は子どもと作るということを子どもにわからせ、子どもの言葉でまとめていく。子どもが『発表して良かった。』と思えるような場面をたくさん作ると、よく発表するようになる。」というようなことを具体例をあげて言いました。すると「質の高い発言だ。」と指導主事にたくさん褒められました。志水先生がおっしゃっていることをもとに自分が実践していることを言っただけですが・・・・これも志水塾で学んだおかげです。つまり志水先生のおかげです。>
子どもの発言力はだまっていて育つわけがありません。意図的に育てる必要があります。良い発言を引き出すここと、また良い発言があれば教師が価値づけること。ここがポイントです。意味付け復唱法って、聴く力と発言する力の両方を育てます。
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