生きている
- 公開日
- 2013/12/16
- 更新日
- 2013/12/16
今日のひとこと
12/15 今日のひとこと
都城市立明道小学校の片平校長先生は、
「久しぶりに1授業者としての思いをちもました。授業がしたくなりました。ありがとうございました。」
と私の講演の後、話されました。
久保田教頭先生は、講演の間、たえずうなずかれてまいした。
「大学の先生で、示範授業をしてくれる人に初めて出会った」と語ったそうです。
授業は生きている。子どもという生き物を対象としている。「知」と「心」が絶えず変化している。
だから、教師と子どもとの接点を絶えず模索してヒットするのである。
発問、指示、算数的活動、板書、机間指導・・・全ての活動はその接点を探すためにある。その接点とは、発達の最近接領域のことにほかならない。
だから、示範授業では2つめのめあてが出現したのである。
ここに私の授業論がある。
ps 今回4人の方の授業診断をしました。これまで大学の先生が学校訪問して授業を見るという事例はなかったそうです。ところが、気持ちよく授業参観でき、なおかつ授業後の個別診断では、素直に私のアドバイスを聞かれていました。これはすばらしいことです。初対面の人の話はなかなか素直に聞けないものです。素直さを感じさせてくれる学校っていいですね。