UD6 視覚化・焦点化
- 公開日
- 2014/04/21
- 更新日
- 2014/06/21
授業のユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザイン6
ユニバーサルデザインの授業の要素として視覚化・焦点化がある。
本日、教職大学院生の授業を参観してきた。
点対称の性質を見つける授業である。
上の写真は、前時「線対称」定義を復習したものである。フラッシュカードでここが大事ですよと、視覚化・焦点化されている。しかも、赤い波線がある。これは、「対称の軸」へと結びつける工夫である。ここでも、焦点化がはかられている。
下の写真は、点対称の中心を指さし確認しているところである。
しかも、小さい強力磁石で明確に示している。焦点化している。
「点対称の中心は」と音声言語で話していても、どの子もそれがわかっているかどうかは不確かである。このように磁石と指さしによって視覚化・焦点化がはかられる。子どもに教科書またはノートの図で中心を指さし確認させてもよい。
さらに、対応する点を結んだ直線も色を変えている。白色のチョークだとどうなるか。区別しにくい。
これらの工夫によって、どの子も「わかる」授業が作られていく。