頴田小学校小学校 介入授業で、「生きている喜び」
- 公開日
- 2008/03/07
- 更新日
- 2008/03/07
志水廣関係の講演・学校訪問の報告
3/7 本日、福岡県頴田小学校の桑野校長先生より速達が届いた。お手紙とプリントが同封されていた。
「地球に生まれてきてよかった」「生きていてよかった」
お手紙から、こんな語句が飛び込んできた。
手紙には、介入授業についてのその後のことが書かれていた。
介入授業の後半部について報告しよう。
前半部の問題は下記のような問題であった。
「お年寄りの人数は、15人、9人、13人、8人である。」
「お年寄りの人数は45人である。この人たちに9人の子どもで招待状をかきます。
一人何枚書けばよいのでしょう。」
このとき、15+9+13+8=45,45÷9=5, 一人につき5まいずつ書くということで1番の問題はようやく理解された。
ここで、私は、さらに本当に理解されたかどうかの確認の問題を入れた。
それは、「中町は18人です。では、一人何枚書けばよいのかな。」
と問題を出した。
みんなすぐにできるようになった。
15+9+13+8+18=63,63÷9=7,7まい。
別の式としては、45+18=63,63÷9=7,7まい。
もあった。
さて、そこで、机間指導をしたときにA君は、18÷9=2としていたのだ。
ここでとまっていた。
それを私はあえてとりあげた。すると、答えが2だからだめだという意見があった。
それに対して、よく見てごらん、さっきは5まい作ったよね、こんどの2まいで、といいながら5と2を赤でかこんだ。これで、7まいがでたのである。
この考えは素晴らしいと、A君の考えを認めたのである。なぜならば、「べつべつにいっしょに」のアイデアであり、分配法則が使えるからである。
このとき、教室の子どもたち、参観の校長先生、教頭先生、担任の先生はびっくりしていた。
どの子のアイデアも生かすような授業を展開することができたのである。
さて、その後のA君の報告が担任を通して校長先生にあった。
それが手紙となり、私のもとに届いた。配布文書に登録した。この配布文書は、教育特区の報告書の「はじめに」の部分だという。
「地球に生まれてきてよかった」「生きていてよかった」
お手紙から、こんな語句が飛び込んできた。
手紙には、介入授業についてのその後のことが書かれていた。
介入授業の後半部について報告しよう。
前半部の問題は下記のような問題であった。
「お年寄りの人数は、15人、9人、13人、8人である。」
「お年寄りの人数は45人である。この人たちに9人の子どもで招待状をかきます。
一人何枚書けばよいのでしょう。」
このとき、15+9+13+8=45,45÷9=5, 一人につき5まいずつ書くということで1番の問題はようやく理解された。
ここで、私は、さらに本当に理解されたかどうかの確認の問題を入れた。
それは、「中町は18人です。では、一人何枚書けばよいのかな。」
と問題を出した。
みんなすぐにできるようになった。
15+9+13+8+18=63,63÷9=7,7まい。
別の式としては、45+18=63,63÷9=7,7まい。
もあった。
さて、そこで、机間指導をしたときにA君は、18÷9=2としていたのだ。
ここでとまっていた。
それを私はあえてとりあげた。すると、答えが2だからだめだという意見があった。
それに対して、よく見てごらん、さっきは5まい作ったよね、こんどの2まいで、といいながら5と2を赤でかこんだ。これで、7まいがでたのである。
この考えは素晴らしいと、A君の考えを認めたのである。なぜならば、「べつべつにいっしょに」のアイデアであり、分配法則が使えるからである。
このとき、教室の子どもたち、参観の校長先生、教頭先生、担任の先生はびっくりしていた。
どの子のアイデアも生かすような授業を展開することができたのである。
さて、その後のA君の報告が担任を通して校長先生にあった。
それが手紙となり、私のもとに届いた。配布文書に登録した。この配布文書は、教育特区の報告書の「はじめに」の部分だという。
この報告を読みながら、「愛」で育てる算数数学の授業の大切さをあらためて感じた。
A君の自己重要感が文面に表れている。ぜひ、読んでみてほしい。
純度100%の世界がそこにあった。ほんのわずかな時間の授業ではあったが、このような子どもたちとの出会いに感謝したい。
[志水廣の公式ホームページ]