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一日一善

公開日
2008/05/04
更新日
2008/05/04

今日のひとこと

5/3 今日のひとこと
一日一善と言う言葉がある。
これを小学校の日課にたとえてみれば、一日一授業となる。
小学校は6時間目まである。この6時間の授業を教師も子どもも研究授業のようにやりきろうとすると、パンクする。研究授業でなくてもエネルギーをそそぐとなると、へばってしまう。教育は、持続可能なものでなければならない。

こう考えてみればどうか。
6時間のうち1時間はかなり念を入れてやってみる。子どももくたびれたあ。でも楽しかったという状況を作る。評価で言えば、「十分満足できる状況」のA規準である。
後の5時間は、普通のペース、標準のペースで授業をする。評価で言えば「おおむね満足できる状況」のB規準である。
B規準の授業を達成できる授業を考えるだけでも大変だと思う。教師が手を抜けという意味で言っているのではない。
でも、全ての授業時間がどんぐりの背比べでは、一日の満足感が薄れてしまう。
メリハリのある一日にしたいものである。
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