9月18日(土)は、「学び合う『学び』を支える『授業』づくりの視点」をテーマとしてセミナーを実施しました。
- 公開日
- 2021/09/21
- 更新日
- 2021/09/21
社会連携
9月18日のセミナーは、木村芳博先生と3名のゲストティーチャー金内俊樹先生(村中小)川澄千佳子先生(小牧中)合田亮介先生(小牧中)をお迎えして「学び合う『学び』を支える『授業』づくりの視点」をテーマとして、以下の5本の柱に基づき学び合いました。
1.「学び合う学び」 〜きほんのき!
2.授業づくりで悩むこと 〜聴き合おう!
3.授業づくりの視点 〜若き先達の導き!
4.授業づくりの三場面 〜「デ・コ・リ」!
5.教師が心しておきたいこと 〜初任者指導から!
今回は、初任や少経験の先生方を対象にした、授業づくりの研修でした。ところが、ご参加いただいた半数が経験豊かな先生方になり、はからずも、経験年数や校種の違うペアによる学び合いが実現し、ペア双方に大きな学びがうまれました。
1.では、本研究所の名称にもなっている「学び合う学び」について、2.では2名のゲストティーチャーから日頃の授業づくりにたいする悩みの表明があり、3.では、悩みながらつかんできて授業づくりの視点の提案がありました。日々の教室で起きている学びの事実に正面から向き合い、ペアによる聴き合いを通して、授業づくりで大切にしたい内容を共有することができました。
参加された皆さんからリフレクションシートをお預かりしました。ここに、お二人の振り返りをご紹介します。
◆ 先生方の悩みや心がけていることなどを聞いて、私自身の悩みと同じところがたくさんあり、「他の先生も悩みながら授業をつくっているんだな」と少し安心しました。
また、先輩の先生方から、授業づくりに関する貴重な考えを聞けて勉強になりました。
来週から、また授業がはじまります。いかに、授業をコーディネートするか、子どもの疑問や発言を大切にしていきたいです。今日はありがとうございました。がんばる、意欲がうまれました。
<さらに学びを深めたいこと>
発問の質です。グループでしか解決できない、良質な発問についてさらに学んでいきたいです。
◆ 改めて、子どものための授業であることを確認しました。私が行っている授業は、子どものために行っているふりをして、自分が満足するためにやっている授業なのではないか?と思ってしまいました。ペアを組んでいただいた先生より、教えていただいたことが多く、教師は、子どもを支える立場であることを教えていただきました。
<さらに学びを深めたいこと>
たくさんありすぎます。このセミナーに来る前は「聴く」ことの難しさを感じながらやってきました。今も、もちろんそのことの難しさを課題と捉えていますが、もっともっと前に、子どものための授業を考えていく必要があると感じました。
参加者の皆さんによるリフレクションのまとめは、HP右のバナー「配布文書」に掲載しました。ご覧ください。