学校日記

第10回セミナーは愛知文教大学の副島 孝先生による 「『誰もひとりにしない教育』の深〜い意味」を開催します。

公開日
2021/12/15
更新日
2021/12/15

社会連携

  • 287623.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2390267/blog_img/96072433?tm=20250220101939

 2022年1月22日(土)は、愛知文教大学の副島 孝先生による、第10回セミナー「『誰もひとりにしない教育』の深〜い意味」を開催します。

<セミナー内容>
 「子どもたち」「すべての子どもたち」「子どもたちみんな」という言葉が、教育ではよく使われます。また、「子どもたち一人ひとり」という言葉を使うこともあります。これらは、どう違うのでしょうか。一方で、授業では、「誰もひとりにしない」ことに留意しながら、最後は「子ども一人ひとり」の学びに成立していたかに注目して、授業を振り返ります。
 これらを念頭に置くと、授業の見方や実際の授業が一変することに気づきます。「あのグループはよく活動していた」「積極的に話し合っていたからよかった」という見方から、「あの子は参加できているか」「あの子の困っている様子に、他の子や先生は気づいているか」「あの子は何をきっかけに学びに参加できるようになったか」などという視点が生まれます。
 授業の実際、最近読んだ本、最近のニュースなど、様々な媒体を使いながら、この視点がどう役立つかを、一緒に考えていきましょう。

<副島 孝先生のプロフィール>
 小牧市内公立小中学校教諭として勤務。小牧市教育委員会指導主事、教頭、校長、愛知県教育委員会尾張教育事務所指導課長などを経て、2001年小牧市教育長に就任。以来、8年9か月の間、教育長として「学び合う学び」による学校づくりをはじめとする教育行政に取り組む。その間、小牧市教育委員会のホームページに「教育委員だより」を連載。名古屋大学教育学部大学院修士課程をへて、愛知文教大学教授から、現在は特任教授、学び合う学び研究所シニアフェロー、学びの共同体研究会スーパーバイザーなどを務める。
 ●主な著作『「学び合う学び」と学校づくり 発信し続けた教育の本質』(2010年)、共著に『協同の学びをつくる』(2012年)、『授業研究と授業の創造』(2013年)など。

           副島孝先生の似顔絵