進歩すれば課題はより明確になる
- 公開日
- 2010/05/07
- 更新日
- 2010/05/07
仕事
昨日は、7人の授業アドバイスを行ってきました。
昨年からアドバイスしている先生方の授業は、どれも進歩している手ごたえが感じられるものでした。
授業の質が上がると、子どもたちは非常によい雰囲気の中で授業に臨みます。
授業の大前提である、子どもが落ち着いて教師の話を聞ける状態になっているということです。
そうすると、子どもがしっかり考えているか、積極的に活動できているかどうかといった事実は、発問の良し悪し、教師の進め方など、授業の本質的な部分に原因があるとわかります。
当然今まで以上に授業者の課題が明確になってくるというとです。
授業後尋ねてみると、授業者はその課題をがきちんと意識できていました。
子どもしっかり見て、子どもの反応を意識して授業を続けていることの証です。
こうなると、毎日の授業の積み重ねが授業力アップに直結してきます。
次回の訪問がとても楽しみです。
また、今年初めて教壇に立つ先生方とお話ししていて印象に残ったのは、具体的に授業をどう作っていけばよいかわからないまま教壇に立っているということでした。
思った以上に孤独な状態で教師生活がスタートしているのです。
若い先生が気軽に授業について質問したり話し合える状況をどう作るのかは、これから新人が増え続ける学校現場の大きな課題のようです。