日記

「わかる」と「できる」のギャップ

公開日
2010/05/17
更新日
2010/05/17

独り言

先週末は、「教師力アップセミナー」で上越教育大学の赤坂先生のお話を聞かせていただいた。今回は「勇気づけの学級づくり」というタイトルであった。

赤坂先生の表現とは異なるが、

不適切な行動を叱るのではなく、子どもの適切な行動を認め、励ますこと。
反省よりは次の行動を考えること。
行動の結果を想像させること。
明るいゴールを意識させること。

と理解した。

わかりやすい説明で、みなさん納得されたと思うが、講演を聞いてわかることとできることの差は非常に大きい。特に経験の少ない教師は、教わった通りにやっているつもりでも、前提となる関係が築けていなかったり、正しく理解できていなかったり、さまざまな要因できちんとできていないことが多い。これを自分で気づいて修正することは非常に難しい。授業を公開して、子どもの事実をもとに考え、改善することが大切になる。

私が学校からの研修依頼に対して、講演ではなく、授業を見せていただいてのアドバイスを主体にするようになった理由の一つである。