日記

ポジティブに言い換える

公開日
2010/05/14
更新日
2010/05/14

授業ワンポイントアドバイス

教師は子どもの悪いところを指摘するのが仕事のような面があります。集団行動の時など、一人できない子がいれば、その子を叱って全体をやり直させます。指摘された子はみんなの前で恥をかきます。また、その子のせいでやり直しさせられたと、他の子どももネガティブな感情を持ちます。せっかくの指導もかえって子どもたちの状態を悪くする方向に作用しかねません。

「おっ、ほとんどの人がしっかりできている。うれしいな。あと一人で完璧だ! もう一回チャレンジしてみよう!」

このように言うとどうでしょうか。
まずできていることを評価する。その上で、課題をクリアした状況を目標として示します。こうすれば叱らなくて済みますね。
このように、ネガティブをポジティブに言い換えると学級の雰囲気は変わってきます。