子どもたちだけを見る授業参観
- 公開日
- 2010/07/16
- 更新日
- 2010/07/16
仕事
昨日訪問した学校では、若い先生方と一緒に授業を参観しました。暑い一日でしたが、子どもたちはとてもよく集中していました。とくに、子ども同士が関わりあう場面では、とてもよい表情がたくさん見られました。
今回は、校内を回りながら、教師の行動は一切見ないで、子どもたちの様子を中心に見ることにしました。教師を見ない授業参観は新鮮だったようです。
どんな場面で子どもたちの集中力が落ちるか?
参加できいない子が復活するのはどのような時か?
わからない子は、どのような行動をとるのか?
指名された後、子どもの様子はどのように変わるか?
教師が机間指導している時に子どもはどのような態度をとるのか?
同じ学級で、同じような活動場面でも子どもの集中度が違うのはなぜか?
こんな疑問を先生方と話をしながらの参観はとてもよい勉強になりました。先生方も自分の授業での子どもの様子はどうなのか、とても気になるようでした。
授業中に子どもを見ているつもりでも、意外に見ていないものです。今回の授業参観が今まで以上に子どもをしっかりと見るきっかけになってくれればと思いました。
また、授業後若い実技教科の先生2名の質問を受けました。
1学期の授業を振りかえって、授業の進め方に関して悩んでいることを具体的に相談していただけました。子どもたちにただ作業をさせるのではなく、考えたり、工夫したりして実習に取り組ませたいという、目指す授業像はとてもよいものでした。それだけに実際の自分の授業とのギャップがとても気になり、またどうしてよいかわからず苦しんでいるようでした。子どもの視点に立って授業の組み立てを考えることで、少し見通しが持てたのでしょう。明るい顔で席を立たれました。
この学校には、2学期もたくさん訪問しますが、若い先生方の授業がどのように進歩しているかとても楽しみです。