うれしい悲鳴
- 公開日
- 2010/07/15
- 更新日
- 2010/07/15
仕事
昨日は若手の先生方の授業のアドバイスを行いました。研修主任のお声掛けもあり、15名ほどの希望者がありうれしい悲鳴状態でした。
前回訪問した時は、先生と子どもたちの関係があまり良好でない印象でしたが、今回は子どもたちのよい表情をいろいろな場面で見ることができました。わずか1月ほどしかたっていませんが、子どもの変化は本当に早いものです。特に子ども同士が関わる場面を意図的に作っている学級では、子どもの笑顔をたくさん見ることができました。
先生方と授業後たくさんお話をする機会をいただきましたが、どの先生にも共通しているのが、授業に対する真剣な姿勢とそれ故に生まれるいろいろな悩みです。そんなお話を聞くことで私も大変勉強になりました。先生同士がそれぞれの課題や悩みを共有して、互いに助け合って解決していく、そんな学校になってほしいと強く思いました。
また、子どもたちにわからせたい、理解させたいという思いが強いためか、全体的に先生がしゃべりすぎる傾向にありました。大切なのは、子どもが自分たちで考えることです。そのためには、子どもが自然に考えるような発問、考えるための時間・量を確保することが必要です。先生の一方的な説明と子どもたちの作業だけで終わらない授業を目指してくれることを願って、アドバイスをさせてもらいました。
来週から夏休みです。若い先生方です。部活指導や2学期に向けての準備等で忙しいでしょうが、リフレッシュして一段とパワーアップした姿を秋には見せてくれることでしょう。