日記

子育てについて考える

公開日
2010/11/09
更新日
2010/11/09

仕事

先週は久しぶりに、一般の方対象の子育て講座の講師を務めました。
小学生から高校生ぐらいまでの子どものいる方々でしたが、大変熱心に参加していただけました。

親や周りが子どもに期待することがプレッシャーとなってしまうことなどを、具体例を交えながらお話ししました。小グループでの話し合いも取り入れたのですが、私の話と似たような例が参加者からたくさん出てきたのには驚きました。不登校や問題行動など、私の体験を含め、見聞きしてきたことは決してレアケースではないことがよくわかりました。言いかえれば、何の苦労もなく子育てが終わることはないということです。しかし、多くの親はこういったことを我が家だけの問題のように感じ、抱え込んでいるように思います。子育ての悩みを気楽に相談できる相手が減ってきているのもその要因の一つでしょう。

学校生活以外のことに関しても学校が受け皿として機能することがこれからは求められるようになっていくのかもしれません。子どもを育てるということに関して参加者から新たな課題をいただきました。講師の私も学ぶことの多い講座でした。