5年生総合…アイヌの食文化について、調理実習を通して学びました!
- 公開日
- 2022/12/16
- 更新日
- 2022/12/16
平小歳時記
5年生は、講師の先生方をお招きして、アイヌ文化学習の調理実習に取り組みました。アイヌ料理のチェプオハウ・シト・アマチェプ(焼き鮭)を作りました。鮭は、丸々一本をさばくところから体験。大きな出刃包丁を使って大きな鮭をさばく場面を見て感激し、また自分達でも包丁を握ったり、鱗をとったりと、とても貴重な体験ができました。鮭の白子も初めて目にし、口にするなど、子ども達にとっては驚きの連続だったようです。そして、シト(イナキビのおだんご)も、チェプオハウ(鮭や根菜、プクサキナというニリンソウを乾燥させたものなどが入ったお汁)も、講師の先生方に「上手!」と褒められるほど見事に完成させました。
試食は対面で団らんしながら…とはいかず、感染症対策のため、いつもの黙食だったのですが、初めての味を存分に味わい、5年生のみんな、お腹いっぱいいただきました。給食もあったのに、ほとんど残さず食べていてびっくり!やはり、自分たちの手で作ったこともあって、格別のごちそうでした。アイヌの人たちの、食べ物を大切にいただくという精神もしっかり学びました。
講師の皆様のおかげで、とても貴重な、そして豊かな学びができました。学校だけでは学習することができないことばかり…。平取小学校の子どもたちのために、ありがとうございました!お世話になりました。