チェプオハウ作りNO.1
- 公開日
- 2022/10/24
- 更新日
- 2022/10/24
ハララキ体験
10月24日(月)3・4年生がハララキ調査活動でアイヌ料理「チェプ(鮭)オハウ(汁)」を作りました。二風谷の地域の方に講師として来ていただき調理方法を教えていただきました。
今回は、雄と雌の鮭を1匹ずつ用意しました。まず、鮭の頭をえらごと落とします。魚はエラで水中の酸素を取り入れて呼吸をしていることも教えてくれ、理科の勉強にもなりました。次に、腹を開きます。お尻に穴があるので、そこから包丁を入れます。その時、雌の鮭の場合、お腹にチポロ(いくら)が入っているので傷をつけないように気を付けます。その後、内臓を取り出します。鮭の心臓(アイヌ語で「サンペ」)も鍋に入れて食べるそうです。一説には、北海道の郷土料理「三平汁」は、アイヌ語の心臓「サンペ」からきているという説もあるそうです。
今回は、作りませんでしたが、「チタタップ」という鮭の頭の軟骨を使った料理もあるそうです。今回は鮭の頭も小さく切って、鍋に入れました。 (NO.2へ続く)