12月９日（月）、東京都多摩教育事務所にて、第２回多摩地区校長会長研修会・連絡会を開催しました。初めに荒川元邦会長代理から、多摩地区独自の教育課題を共有し、解決に向けた取組を探るとともに、多摩教育事務所との連携を深め、教育振興推進の一助とすることを目的として実施されていることなど、挨拶がありました。続いて、東京都教育庁指導部指導企画課 佐藤 誠 統括指導主事から「東京都の不登校児童・生徒への対応と施策」と題して講話がありました。初めに国の動向として、９月に示された有識者会議の論点整理についての話があり、続いてテーマに関することとして、不登校について正しく理解すること、教育機会確保法、不登校の子どもが増えている理由、既存の学校教育に馴染めない子どもたちへの受け入れ、魅力ある学校づくり等についての説明がありました。その後、質疑応答があり、グループでの協議を行いました。協議では、各地区や各校の実態について状況を共有するとともに、不登校の未然防止や不登校となった場合の対応について、活発な意見が交わされました。終わりに屋代弘一副会長から、本会を振り返り、閉会の言葉が述べられました。詳しくは、機関紙「情報第574号」（１月上旬発行予定）を御覧ください。