令和6年 7月18日(木)墨田区立菊川小にて、第11回部会を行いました。今回も、東京都教職員研修センター、研修部教育経営課　統括指導主事　小礒　亮平先生にお越しいただきました。

　今回の部会は、8月22日(木)に行われる夏季合同研究会の資料(配布資料・発表スライド)を中心に検討しました。

　部内授業での成果と課題を全体で確認し、そこから実証授業で明らかにしたいことを再検討しました。部内授業では、教師が「学びのサイクル」の回し方を指導し、児童がそれを身に付けることができるよう環境（曲やイメージスライドなど）を整えました。教師がしっかり指導することができたからこそ、児童は「学びのサイクル」を回して学習に取り組むことができたことが成果として上がりました。

　子供がさらにイメージを広げて「オーバー」に踊ることができるように、教師のリードにおける発問や言葉かけを工夫することが課題としてあがりました。また、中学年における協働的な学びの姿をさらに具体的に想定し、その姿を引き出すための手立てを実証授業までに検討していくこととなりました。

　小礒先生からは、夏季合同研究会では、表現部の研究を価値付ける講評をしていきたい、とのお話がありました。そのためにも、今回検討した資料だけでなく、参加者の先生方が知りたいことや普段の授業で課題だと思っていることなどたくさんのご意見をいただき、表現部と参加者の先生方、双方向からの協議を行うことが大切であることをご指導いただきました。

　８月22日(木)に行われる夏季合同研究会では、ぜひ表現運動系領域部会にお越しください。

　表現運動の研究に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、部長または部員までご連絡ください。多くの先生方の参加をお待ちしております。

（連絡先）表現運動系領域部会部長　阿部　千春

　　　　　足立区立梅島小学校　03-3889-9501